皆さんこんにちは。
前回の記事でインドネシアはオフロード環境が整っていることをお伝えしました。
今回はオフロードバイクに興味あって、レンタルでやってみるかーという人向けの情報をまとめてみました。
チェックリスト
まず結論としてレンタル装備リストを載せます。
チェックボックスにしてるので、業者さんと有無を確認する時に使ってみてください。
細かい内容は次の段落以降に書いてるので、最後まで読んでみてください。
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ヘルメット
手袋
オフロードブーツ
ニーガード(膝プロテクター)
長袖・長ズボン
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プロテクター(胸部、肘)
ハイドレーションバッグ(レンタルはほぼ無いかも)
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ネックガード
アクションカメラ
遊ぶための段取り
まずは仲間を探しましょう。一人参加は色々と不都合があるし、多すぎても大変です。4人くらいでの参加がちょうど良いかと。
仲間が集まったら以下のような段取りになります。
- レンタル業者を探す
業者をGoogle検索やInstagramで探しましょう。必要ならWhatsAppなどで連絡を取り、詳細を聞きます。 - レンタル品やプランを選ぶ
必要な装備やバイクの種類、料金プランを選びます。
装備の詳細を業者に確認して、もし不足があればリクエストするか持参しましょう。 - 走行場所や時間の確認
初心者向けの場所やコース、開始時間をチェックします。
インドネシアでは雨が降りやすい午後を避けて、午前中に計画を立てるのが良いです。 - 事前支払いを行う
インドネシアでは「Down Payment(DP)」と呼ばれる事前支払いが一般的です。銀行振込で総額の10%くらい。
支払い後は振込画面のスクショをWhatsApp等で送ります。 - リマインドを送る
日程が近づいたら業者にリマインドした方がいいです。
業者が装備やバイクの準備を忘れていることもあります。 - ちゃんと寝て朝食
遊ぶ前日は十分な睡眠を取り、当日の朝はしっかり朝食をとりましょう。
「ヤベェ、今日寝てないわー」はマジで危険です。
レンタルバイク
初心者がオフロードバイクをレンタルする際には、排気量は小さめで軽量なバイクがオススメです。具体的には150cc程度であれば操作しやすく疲れにくいです。
250ccや400ccといった排気量が大きいバイクはパワーが強すぎて扱いづらい場合があるため、慣れるまでは避けた方が良いでしょう。
インドネシアでよくあるのは以下の2車種です。
ヤマハのWR155というバイクもありますが、こちらは水冷なので少し重いです。実際に乗り比べたことがありますが、エンジンフィールとかサスペンションは素晴らしい反面、キックスタートできないことやラジエータに気を遣うなどのデメリットも感じました。
初心者は上記の2車種を選べば問題ないと思います。
オフロード装備
レンタル装備に関しては、最低限必要なものは準備されてると思います。
ただ、プロテクター類に関しては欲しい装備が無い場合があります。
業者には何があるのか具体的に確認した方が良いです。
「プロテクターって書いてあるけど必要なものは全部あるの?」「全部あるよ」→「肘ガード無いじゃん」みたいなこともあります。
慣れてない人のために、必要性ごとに装備を分けました。
人によって変わってくると思いますが、参考までに紹介します。
必須装備:無いと怪我するやつ
ヘルメット
3種類あって、左のオフロードタイプがよく使われています。
レンタル品もこのタイプが多いですが、この場合はゴーグルが必須。
右のジェットタイプの人もそこそこいます。
顎部分が守られてないので少し心配ですが、こちらは非常に楽です。
真ん中のシールド付きタイプは重いしシールドが曇るのであまりオススメしません。
ゴーグル
レンタルだとコピー品で曇りやすかったり、傷だらけで見にくいこともあります。
もし買うなら各メーカーの一番安いやつで性能十分です。
インドネシアで買う場合はオリジナルと言いつつ一級コピー品が売られてることがあるので注意してください。
安全上はコピー品でも十分ですが、快適じゃないのでオリジナルをオススメします。
手袋
どんなやつでもOKです。
オフロード専用品である必要なし。
オフロードブーツ
これは断言できますがブーツがないと絶対に怪我します。
レンタルの場合、サイズが合わないことがあるので事前にストックを聞いとくと良いです。
通常履いている靴の1サイズ大きめが良いかと。
ニーガード
ハードタイプで脛まで覆うものがいいです。
買うならLeattのDual Axis proがオススメ。
長袖・長ズボン(オフロード専用品があればベスト)
たぶんレンタルに専用品が含まれていると思います。
もしなければ丈夫な長ズボンで代用OKです。
上着はスポーツ用の薄手でも良いですが、木の枝で穴があくこともあるため古着を着るのが良いでしょう。
もし購入するなら各メーカーの涼しさ重視のタイプが良いです。
FoxのAirLineとかAlpineStarsのTechstarとかがオススメです。高いけど・・・。
あった方がいいやつ
プロテクター
上半身と肘の2つ。
胸部:前走バイクの飛び石や転倒時の保護用。
肘:ソフトタイプとハードタイプ。初心者はハードタイプがオススメ。
上手い人は肘を付けてないこともあります。
ハイドレーションバッグ
ハイドレーションバッグとは、背負うタイプの水分補給用バッグで、チューブを通じて走行中でも手軽に水を飲むことができます。特にインドネシアのような暑い気候での走行に便利です。
普通のバッグを持っていっても良いですが、ガイドさんは基本的にペットボトルで水をくれます。
動作としては、片手で飲み口を咥える→噛みながら吸う→咥えるのをやめる
といった感じです。もしペットボトルならこんな感じ。
ペットボトルを出す→両手で蓋を開ける→飲む→蓋を閉じる→バッグにしまう
飲むための動作が片手で咥えるだけになるので凄く楽になります。
インドネシアは非常に暑いので、水分補給は十分にしましょう。
無くてもいいけど・・・
ネックガード
初心者は走行速度が遅いので不要です。
これをレンタルしてる所は少ないので、心配なら自分で購入する必要があります。
種類としてはネックブレースとネックガードがあります。
ネックブレースは高価なので、初心者のうちはネックガードで十分です。
インドネシアでつけてる人は1人だけ見かけましたが、私の仲間内ではその程度の認識です。
私も画像のやつを持っていますが、崖を登るときくらいしか付けていません。
アクションカメラ
せっかく楽しんだのなら、思い出として映像に残したいですよね。
アクションカメラとしてオススメなのはDJI Actionシリーズです。
アクションカメラといえばGoProだという人もいますが、インドネシアでオフロードやるならDJIにしてください。
理由はGoProは熱暴走で使えないこと、DJIの電池持ちが長いことです。
走行当日
指定された集合場所に集まったら、はじめに各々のオフロード経験を聞かれると思います。見栄を張らずに正直に答えましょう。
話が終わったら、まずは使用するバイクと装備を確認しましょう。
この時に上で説明した装備を確認して、足りないものがあればその場で伝えてください。
走行においてはガイドさんたちが先導とケツ持ちをしてくれます。
こけても助けてくれるので、自分で起き上がれない場合は無理せず助けを待ちましょう。
疲れや喉が渇いた場合はすぐにガイドさんに伝えてください。
途中で動けなくなったら大変なので、体力的に30%を消耗したあたりで残りどのくらいか聞いてみると良いでしょう。状況に応じてコースを変更してくれます。
実体験からのメッセージ
オフロードを走ったことない人へのメッセージですが、想像の2倍しんどくて想像の5倍楽しいです。
雨の後の泥濘地獄だけは避けてください。楽しくないしただの拷問です・・・
もしオフロード走行にハマったら自分のバイクと装備を買っちゃいましょう。
インドネシアなら闇市場で安くバイクを買えます。
バイクを買う場合の運用などは質問とかコメントが増えてきたら別途記事にします。
皆さんの素晴らしいオフロードライフを祈っています!
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